お受験よもやまばなし
2026.01.28
日常生活
小学校受験につながる「生活力」― 日常とお手伝いの役割
小学校受験において注目される力の一つが「生活力」です。これは、特別な学習や受験対策によって身につくものではなく、日々の生活の中で自然と育まれていく力です。わたしたちが指導の現場で多くの子どもたちと関わる中でも、家庭での過ごし方や習慣が、教室での行動や姿勢に大きく表れていることを実感します。
本コラムでは、小学校受験につながる生活力と、その土台となる「お手伝い」の役割について考えていきます。
生活力は日常の積み重ねから育つ
小学校受験で重視される「生活力」は、特別な練習によって身につくものではありません。わたしたちが指導現場で日々感じるのは、家庭でのなにげない生活習慣が、そのまま子どもの姿として表れているということです。
例えば、使ったものを元に戻す、次の活動を意識して行動する、といった力は、日常生活の中で自然と培われます。生活力のある子どもほど、話をよく聞き、落ち着いて行動できる姿が見受けられます。
お手伝いが育てる「考えて動く力」
生活力を育てる具体的な取り組みの一つが「お手伝い」です。配膳の準備や洗濯物をたたむ、靴をそろえるなどの経験を重ねている子どもは、活動の切り替えがスムーズで、次に何をすべきかを自分で考えて行動できる傾向にあります。また、「ありがとう」と声をかけられる経験は、自己肯定感や主体性を育てます。
お手伝いは、結果を評価するものではなく、家庭の一員としての役割を担う大切な学びの機会なのです。
まとめ
生活力は、小学校受験のためだけに身につけるものではなく、その後の学校生活や社会性の基盤となる力です。日々のお手伝いを通して、子どもが家庭の一員としての役割を担う経験を重ねることが、結果として受験にもつながっていきます。ご家庭での小さな積み重ねを、ぜひ大切にしていきましょう。
